お困りの症状
お困りの症状
炎症のために痛みが出たり、がんをはじめとするできもののために通りが悪くなっている可能性があるのと、精神的な不安やストレスのために物が飲み込めなくなっている場合も意外と多いです。
食道がん、食道潰瘍、逆流性食道炎、扁桃炎など
感染症など気管・気管支の炎症によって咳が出たり、アレルギーなどで咳が出ることもあります。また逆流した胃酸による刺激で咳が出ることもあり、胃酸を抑える薬で咳が治ることもあります。
気管支炎、肺炎、気管支喘息、COPD、逆流性食道炎など
風邪を引いた時に、首やアゴの周りにしこりができることがあります。これは感染症に対する免疫反応で「リンパ節」が腫れているもので、感染が治ればなくなります。感染以外でリンパ節が腫れている時には、がんの転移である可能性があります。またリンパ節以外にも甲状腺が腫れてしこりになることもあります。
感染症、がん(大腸がん、胃がん、乳がん、悪性リンパ腫など)、甲状腺腫瘍など
原因はさまざまですが、心臓や肺の重篤な疾患が隠れていることが多く、注意が必要です。とくに虚血性心疾患(心筋梗塞など)を代表とする心疾患は、命に関わりますので我慢しないで受診した方がよいでしょう。
気管支炎、肺炎、COPD、気管支喘息、アナフィラキシー、心不全(急性冠症候群、不整脈)、気胸、貧血、過換気症候群など
自分では気付きにくいところですが、体調が悪くないのに急にしこりができている場合などは、乳がんやその転移である可能性があり要注意です。
乳がん、悪性リンパ腫、ウイルス感染症(EBウイルス、風疹、麻疹、その他)など
炎症が起きていることもあれば、腫瘍ができていて痛むこともある一方で、とくに病気がないのに痛くなることもあります。詳しい問診で分からない場合には、内視鏡も含めた検査を検討します。
胃炎、胃・十二指腸潰瘍、腸炎、膵炎、消化器がん、炎症性腸疾患、過敏性腸症候群など
緊張やストレスでお腹が張ることはよくありますし、ガスや便がある程度溜まっても通常は時間とともに元に戻ります。しかし病的な通過障害や腸管麻痺が原因の場合には症状が強く、しかも自然には治らないため、病院を受診することが望ましいです。
感染性腸炎、腸閉塞、大腸がん、胃炎、胃潰瘍、過敏性腸症候群など
もともとの体質だったり、その日の体調によって便秘になることはしばしばあります。
たかが便秘と言えども、人によって傾向は様々であり、その原因を探りながら生活の是正や投薬の調整を行う必要があります。
便秘症、腸閉塞、大腸がん、過敏性腸症候群など
食べ物の影響などで一時的に下痢が出ることは多くの人が経験することですが、もしも何年にもわたって下痢に悩んでいたり、腹痛や血便などの症状が一緒にある場合には、大腸カメラで詳しく腸を調べた方がよいでしょう。
感染性腸炎、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患など
疲れやストレスかと思って様子を見ていてもなかなか症状が改善しない場合には、何か病気が隠れているかもしれません。どこで相談していいか分からないような、うまく説明できない体の不調でも、お気軽にご相談ください。
貧血、甲状腺機能異常(バセドウ病、橋本病など)、糖尿病、膠原病(関節リウマチ、全身性エリテマトーデスなど)、リンパ腫・白血病など血液疾患、など
大腸や肛門から血が出ていることが多く、とくに腹痛などお腹の不調が一緒にある場合には大腸に強い炎症が起きている可能性があります。若い人の場合には、「炎症性腸疾患」という病気の可能性もあるため、大腸カメラが勧められます。
内痔核、裂肛、大腸がん、虚血性腸炎、感染性腸炎、潰瘍性大腸炎、クローン病
便秘に伴う裂肛(切れ痔)が多いですが、痔瘻や膿瘍は自然には治らず、また痛みが強いため悪化する前に治療を開始することが望ましいです。
外痔核、裂肛、痔瘻、肛門周囲膿瘍、肛門管がん、大腸がん
お尻は自分では見えづらいため、何かできものがあっても気付きにくい場所です。痔以外にもお尻にできる病気はいくつかあるので、もし気になるようでしたら受診をお勧めします。
内痔核・外痔核、肛門周囲膿瘍、直腸脱、肛門管がん
いずれの場合も、生活習慣の見直しが必要であり、また程度によって投薬など治療が必要となります。健診結果は放置せず、必ず病院で相談するようにしましょう。
切り傷、打撲、火傷など、軽い怪我でも初期対応を誤ると治療が長引いたり跡が残ったりしてしまいます。早めの受診をお勧めします。